バドミントン

バドミントン ユーバー杯2006 決勝戦 観戦記

ラリーポイント制、正式決定しました!
***************************************************************
5/6の国際バドミントン連盟(IBF)の総会で、
21点ラリーポイント制のスコアリングシステムが正式決定いたしました。
今後、市民大会レベルの試合がラリーポイント制になるのは、
夏~秋頃かなーと思っていますが、
しっかりルールとポイントを抑えて頑張っていおきたいと思います。
***************************************************************

ユーバー杯決勝の観戦を終えて。

結局中国が今大会1ゲームも落とさず3-0で優勝しました。アテネオリンピック決勝の再現の、ツァンニンvsミアのシングルスは見ごたえがありました。この2人、ツァンニン19歳、ミア14歳の時に2-2の第3シングルスで対戦し、ミアが勝利しユーバー杯をインドネシアにもたらした因縁の対決なんです。試合も、ファイナルまで縺れる接戦。特にファイナルはラリーポイントならではのゲーム展開。2セット目、ミアが大逆転で取った後、3ゲーム目の序盤、疲れからかミアがミスを連発。11-3くらいでツァンニンリードで後半を迎えた時には、自分も思いましたが、観客も、力尽きたか・・と思ったはずです。が、ここから、今度はツァンニンがネットミスを連発、そして、なんと17-17になる展開!しかし、ここから中国選手の強さが出てきます。男子もそうなのですが、中国選手は16点位から、とたんにミスが減り、集中力が1段階アップしギアチェンジするように思います。どんなメンタルトレーニングをしているんでしょうね?
最後はツァンニンが押し切り、第一シングルスを中国が取りました。

第2シングルス

シェーシンファ選手と日本の広瀬選手を下したジュディス・ミューレンディークスです。こちらの試合も、広瀬戦がフロックでなかったかを証明するかのように、
カットが冴え、16点くらいまでは互角の展開。が、やっぱりここからシェーシンファがギアチェンジし奪取。2セット目は大量リードを許しながら、じわじわと追い上げ、17-17で並んだところからは一気にポイントを取り勝利しました。シェーシンファ選手も結構苦労していたように感じ、ジュディス・ミューレンディークス選手も最後自滅してミス連発してしまいましたが、もうちょっと頑張ればなぁ~という感じでした。

第3シングルス

米倉選手と激戦を繰り広げたカリナ・デウィット選手ではなく、レイチェル・ヴァン・クーセン 選手でした。緊張しているのか、動きも鈍く体の切れがないように感じミスを連発。第3シングルスはあっさりと終わって、中国が優勝です!いや~さすが中国です。集中力が他の国とは違いましたね。。